紬愛好家におすすめ。結城紬の生産地結城を散策

茨城県にある結城市は、かつて城下町として栄えた都市であり、今でもその古い街並みや、城壁など、さまざまな歴史を辿ることができる場所です。

そんな結城市は、紬のふるさとと呼ばれるほど、紬の生産が盛んな街です。結城市とはどのような街なのでしょうか。

結城

結城と着物の深いつながり

結城市はその昔城下町として栄えた、茨城県は西部に位置する都市です。結城は昔から水運にとても恵まれた土地だったため、経済的にもとても栄えた場所でした。そのため、今でも古代の遺跡などが発掘されることが多く、古墳群はとても有名です。

そんな結城市は、結城ブランドを認定し、結城市をものづくり・匠のまちとしてアピールしています。さまざまな種類がある結城ブランドの中でも、特に有名なものが結城紬です。日本三大紬のひとつでもあります。

結城紬は、その工程に国が定める重油無形文化財が存在するほどの高級織物で、誕生したのはなんと奈良時代であると言われています。

結城朝光の登場により、結城紬は保護育成され、名産品として成長していきます。

「重要無形文化財結城紬」認定されるための工程

  • 糸つむぎ・・・つくしという道具に真綿を巻き付け、手でつむいでおぼけと呼ばれる桶に糸を入れていく工程。一反分の糸量をつむぐには、2~3ヶ月間かかる。
  • 餅くくり・・・特殊方眼紙に設計されたデザインをもとに、糸にすみつけを行いその箇所を綿糸で口と手を使って硬く縛りつける工程。
  • はた織り・・・地機という最も原始的なはた織機で織り上げる工程。一反織るのに早い人で1ヶ月、高級品になると1年以上かかるものもある。

参考:紬の里公式HP


毎年開催されるきものday

結城市では、毎年「きものday結城」という催し物が開催されており、すでに10年なります。結城紬のアピールと、着物を着る機会を提供し、着物文化の魅力を発信することを目的としています。

「きものday結城」10年 伝統の装い、街歩き 10、11日開催』(茨城新聞クロスアイより)

着物で参加すると、普段出回らない結城紬を格安で手に入れることもでき、紬愛好家にとってはうれしい特典もあります。

また先着60名には着物レンタル、着物を持ち込んだ人にはボランティアが着付けをしてくれるのなどのサービスもあります。

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